
先日、φ300の既設管に対し、φ300の分岐管を新設する不断水分岐工事を行いました。
今回の工事では、既設の送水管の運用を止めることなく新たな分岐を取り付ける「不断水工法」を採用。これにより、地域の断水を伴わずに施工が可能となり、住民の皆様にご不便をおかけすることなく作業を進めることができました。
作業は以下のような流れで進行しました。
掘削および土留め設置
安全に作業を行うため、掘削後は鋼製の土留め(矢板)を設置。作業員の安全を確保しました。
不断水機による分岐作業
専門の不断水機を使用して、既設管へ新たな分岐を取り付ける作業を慎重に行いました。重量物の搬入・設置には クレーンを使用し、安全かつ確実に据え付けを行いました。
分岐管・バルブの接続
分岐後は、新設管および空気弁付きのバルブを接続。機能点検を経て、後日通水試験を予定しています。
施工完了後には、仮設の閉塞材で末端をしっかり保護し、埋戻し準備を整えました。
今後も、安全・安心・高品質な水道インフラの整備を通じて、地域の暮らしを支えてまいります。